ナローバンドUVB療法は中波長紫外線(UVB)のうち有効な波長(311nm)のみを発する蛍光ランプを用いて照射します。
 作用としては皮膚においてランゲルハンス細胞という免疫に関係する細胞の機能を抑制したり、メラニン産生細胞を活性化したりします。またいろいろな疾患で増えてくるリンパ球を抑えたりもします。
 PUVA療法(オクソラレン+UVA照射)と比較すると簡便で炎症後の色素沈着を残しにくくなっています。尋常性乾癬、尋常性白斑、アトピー性皮膚炎などに効果があります。